こんにちは!
GINRIN(ギンリン)店長 かえつです。
熊本の自然豊かな風景を走り抜けるサイクリングは、日常を忘れてリフレッシュできる最高の時間です。
しかし、ロードバイクを購入したばかりの初心者のお客様から、

「何を揃えれば安全に走れるの?」

「お店に行っても種類が多すぎて分からない...」
という声を、お客様からよく聞きます。
そこで今回は、熊本でロードバイクを始める方に向けて、「最初に揃えるべき必須アイテム10選」を厳選してご紹介します。
どれも”安全・快適・長く楽しむ”ために欠かせないアイテムです。
- 1. ① ヘルメット(命を守る最重要アイテム)
- 1.1. 初心者向けヘルメットの紹介(ロードバイク用)
- 1.1.1. おすすめポイント
- 2. ② サイクルグローブ(手のしびれ防止&転倒対策)
- 3. ③ サイクルウェア(快適に長距離を走るために)
- 4. ④ ビンディングシューズ&ペダル(効率よく走る)
- 4.1. 初心者向けビンディングシューズ + 片面ペダルのセット例・おすすめ
- 4.1.1. A. 片面ペダル(ビンディング/フラット併用型)
- 4.1.2. おすすめポイント
- 4.1.3. B. ビンディングシューズ(SPD対応)+ペダル(片面或いは片面選択型)
- 4.1.3.1. ペダル例(SPD/SPD-SL系)
- 4.1.3.2. シューズ例(SPD対応)
- 5. ⑤ ボトル&ボトルケージ(水分補給はこまめに!)
- 6. ⑥ ライト&テールライト(昼間でも安全対策を)
- 7. ⑦ サイクルコンピューター(モチベーションアップに)
- 8. ⑧ 携帯ポンプ&パンク修理キット(トラブル対応セット)
- 9. ⑨ ロック(ロードバイク盗難防止に)
- 10. ⑩ メンテナンススタンド&オイル類(自宅ケアの基本)
- 11. まとめ | まずは「安全」と「快適さ」を大切に
- 11.1. 🚴♂️ GINRINスタッフからひとこと
① ヘルメット(命を守る最重要アイテム)
ロードバイクに限らず自転車に乗る時、まず最初に用意してほしいのがヘルメットです。
転倒や接触など、予期せぬトラブルは誰にでも起こり得ます。
熊本県内でも、阿蘇や菊池渓谷周辺のワイディングロード(S字カーブなどが連続する峠道)ではスピードが出やすく、万一の転倒に備えて頭部を守ることが何より大切です。
最近は軽量で通気性に優れたモデルが多く、デザインも豊富。
**GIRO(ジロ)やOGK KABUTO(オージーケーカブト)**といったブランドが初心者にも人気です。
初心者向けヘルメットの紹介(ロードバイク用)
ヘルメット選びで重視すべきポイント:
- 軽さ・通気性
- フィット性(後頭部アジャスター、頭囲対応)
- 安全規格(CE・JCFなど)
- コストパフォーマンス
以下は初心者に人気、比較的価格も抑えめなモデルの例です。
メーカー | モデル名/型式 | 特長・コメント | 参考価格帯*1 |
---|---|---|---|
OGK KABUTO | RECT | 日本人頭型に合わせやすく、エントリー層に人気の定番モデル | 約 ¥7,000~¥10,000 前後 |
GIRO | Agilis | 通気性とフィット性に優れ、ミドル~エントリー層に好適 | 約 ¥12,000前後 |
OGK KABUTO | VOLZZA | ミドルグレード。調整機構・快適性を重視したモデル | 約 ¥15,000~¥20,000 |
LAZER | Compact | 比較的価格抑えめ、実用性重視モデル | 約 ¥6,000〜¥8,000 程度 |
※「モデル名/型式をタップするとメーカーサイトにジャンプします。
おすすめポイント
- まずは「7,000円〜15,000円あたり」のモデルで、安全機能とフィット機構のあるものを選ぶとよいです。
- 後頭部を締めるアジャスター(ノッチ式など)があると、走っている間のズレを防ぎやすくなります。
- ヘルメットは長く使えますが、転倒したり衝撃を受けたら交換を検討。
② サイクルグローブ(手のしびれ防止&転倒対策)
ハンドルを握り続けていると、手がしびれたり疲れたりします。
サイクルグローブは手のひらの衝撃を吸収し、汗で滑るのを防いでくれる優れもの。
また転倒時に手を守る役割もあります。
熊本では春から秋にかけて日差しが強いので、UVカット機能付きのグローブもおすすめです。
③ サイクルウェア(快適に長距離を走るために)
普通の服でも走れますが、サイクルウェアは通気性・伸縮性・吸汗速乾性に優れており、長時間のライドで快適さが段違いです。
背中のポケットに補給食やスマホを入れられるのも便利。
熊本市郊外や阿蘇のようなアップダウンが多いコースでは、汗をかいてもすぐ乾く素材が◎。
地元ショップでは、パールイズミやカペルミュールの初心者向けラインが人気です。
④ ビンディングシューズ&ペダル(効率よく走る)
慣れるまでは少し怖いと感じるかもしれませんが、ビンディングペダルは足とペダルを固定できるため、効率的にパワーを伝えられるのが最大のメリット。
平坦でも坂道でもラクに走れるようになります。
最初は、片面がフラットになっている「片面ビンディングペダル」を選ぶと安心です。
シマノからは4種類の片面フラット/片面ビンディングペダルが発売されています。
初心者向けビンディングシューズ + 片面ペダルのセット例・おすすめ
ビンディングシステム(クリート方式)には種類がありますが、初心者向けは SPD系 が扱いやすく、片面ペダル(ビンディング側 + フラット側併用)も選択肢に入ることが多いです。
以下、いくつかのおすすめ例を挙げます。
A. 片面ペダル(ビンディング/フラット併用型)
メーカー | モデル名/型式 | 特長・コメント | 参考価格帯 |
---|---|---|---|
Shimano(シマノ) | PD-EH500 | 片面SPD / 片面フラット仕様。スニーカーでも乗れるフラット側を併用できる。初心者に人気。 | 約 ¥8,000〜¥10,000 前後 |
Shimano(シマノ) | PD-R550 (Tiagra 系列) | SPD-SL 系モデル。少しステップアップ向け | 約 ¥10,000〜¥14,000 前後 |
CXWXC | ― | 片面がビンディング、もう片面がフラット仕様。踏み面広め・滑り止めありタイプも。 | 数千円~ |
※「モデル名/型式をタップするとメーカーサイトにジャンプします。
左:オフロード用のビンディングペダル(シマノだと「SPD」)
右:オンロード用のビンディングペダル(シマノだと「SPD-SL」)
おすすめポイント
- フラット面があると、信号待ちや街乗り時にスニーカーでも使えて便利。
- 脱着のテンション(バネの硬さ)を弱めに調整できるものを選ぶと、足を外しやすくなる。頭
- 付属クリート(SPDタイプ)があるか確認。
B. ビンディングシューズ(SPD対応)+ペダル(片面或いは片面選択型)
ペダルとシューズは別々に揃える方式。以下、初級者向けのブランド例。
ペダル例(SPD/SPD-SL系)
- Shimano PD-R550(Tiagraシリーズ) — 入門者向けSPD-SLペダルとして紹介されることがある。
- Shimano 105 PD-R7000 — 中位グレードながら性能も安定、長く使える選択肢。
- その他、LOOK, TIMEなどのペダルも初心者向けに扱いやすいモデルあり。
シューズ例(SPD対応)
シューズは履き心地・サイズ感が非常に重要なので、ネットでいきなり購入するのではなく、実店舗試着を強くおすすめします。
以下は参考ブランド・モデル例:
- Shimano SPD対応シューズ(エントリーモデル)
- パールイズミなどスポーツブランドのSPD対応モデル
- 他ブランド(Giro, Sidi, Fizikなど)の入門SPDシューズ
価格帯は概ね ¥10,000〜¥25,000 あたりから始まるものが多いです(モデルや素材で変動)。
⑤ ボトル&ボトルケージ(水分補給はこまめに!)
熊本は夏場の気温が高く、ライド中の脱水対策が欠かせません。
ロードバイクのフレームに取り付ける「ボトルケージ」と「専用ボトル」は、ぜひセットで用意しましょう。
軽量なポリカーボネート製ケージや、保冷機能付きのキャメルバックなどもおすすめ。
特に阿蘇外輪山方面を走る場合は自販機が少ないエリアもあるので、2本体制が安心です。

⑥ ライト&テールライト(昼間でも安全対策を)
「夜は走らないからライトはいらない」と思っていませんか?
熊本の郊外ルートやトンネルでは、昼間でも暗い場所が多く、ライトは安全装備として必須です。
また、10月以降の夕方はPM6時になるとライトがないと非常に危険!思った以上に日が暮れる時間が早いです。
前方を照らすフロントライトと、後方にアピールするテールライトをセットで用意しましょう。
USB充電式なら手軽に使えます。

⑦ サイクルコンピューター(モチベーションアップに)
スピード・距離・時間などを表示してくれるサイクルコンピューター。
「今日はどれくらい走ったか」が可視化できることで、モチベーションが一気に上がります。
GPS付きの「Garmin(ガーミン)」や「Bryton(ブライトン)」が定番ですが、最初はスマホアプリでも十分。
慣れてきたらステップアップしてもOKです。
⑧ 携帯ポンプ&パンク修理キット(トラブル対応セット)
サイクリング中のトラブルで一番多いのが「パンク」。
携帯ポンプ・タイヤレバー・スペアチューブを持っていれば、その場で応急処置ができます。
特に阿蘇などの山間部や、海沿いの天草方面など、近くにショップがないコースでは、自力での修理が前提です。
慣れるまではGINRINのような地元ショップで修理講習を受けておくのもおすすめです。
⑨ ロック(ロードバイク盗難防止に)
ロードバイクは高価なため、コンビニ休憩などの際に盗難防止ロックは必須です。
ワイヤーロックや折りたたみロックなどがありますが、重すぎないタイプが◎。
熊本市および近郊地域でも駐輪盗難は報告されているため、「少しの時間でもロック」は鉄則です。
⑩ メンテナンススタンド&オイル類(自宅ケアの基本)
自宅でチェーン清掃やタイヤ点検をするなら、メンテナンススタンドがあると作業が快適です。
チェーンオイルやクリーナーも一緒にそろえておくと、バイクの寿命を延ばせます。
阿蘇方面は特に火山灰の影響で、走行後に細かい砂がチェーンに付着しやすい環境。
また、海沿いの天草方面は潮風による塩害(金属サビなど)も。
ライド後の軽いメンテナンスを習慣にするのがおすすめです。
まとめ | まずは「安全」と「快適さ」を大切に
ロードバイクを始めるときは、つい見た目や性能に目がいきがちですが、安全に走るための装備が最優先です。
今回ご紹介した10アイテムをそろえれば、熊本の自然の中を安心して楽しめるはず。
そして、わからないことがあれば地元のショップで気軽に相談を。
熊本には、初心者をしっかりサポートしてくれる頼れるお店がたくさんあります。
もちろん、GINRINでも親切にサポートいたしますので、ご安心ください!
🚴♂️ GINRINスタッフからひとこと

「最初の一歩を間違えなければ、ロードバイクは一生の趣味になります!」
熊本の美しい道を、安心できる装備で安全に楽しみましょう。
投稿者プロフィール

- PRO BIKE SHOP GINRIN(ギンリン)は熊本県菊池郡大津町にあるロードバイク・マウンテンバイクなどのスポーツバイク専門のショップです。一般的な自転車とは違うスポーツバイクの「軽やかさ・爽快感・楽しさ・面白さの感動」を発信しています。
2016年4月に「熊本地震」が発生し、開店以来40年続いた熊本市東区の健軍店も被災しましたので、2016年10月 に上益城郡益城町に仮店舗として移転オープンしましたが、2021年7月に新しいコンセプトのもと大自然豊かな阿蘇の玄関口に新店舗としてオープンいたしました。
自転車のことで困っている方、他店で買われたものでも、自転車が好きで探究心旺盛な私に気兼ねなくご相談ください。
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